自己肯定感をアップさせる小さな習慣

●自己肯定感をアップさせる小さな習慣

 

「自己肯定感」というキーワードが

あちこちで使われるようになっています。

 

フィンランド人がしあわせである理由の

ひとつは

自己肯定感が高い、ことがあります。

 

子どものときから

自分は自分でいい!

という育てられ方をしているから

自己肯定感もアップしていくのです。

 

 

 

大人になってから自己肯定感をアップさせる方法は

ズバリ、

自分自身の考え方のクセ、小さな習慣に気づくこと

です。

 

「わたしって自己肯定感が低いんですよね。

どうしたら変えることができますか?」

という質問も増えています。

 

なんとなく「わたしも低いかも」と感じているのなら

それだけで自分のことを客観視できているので

大丈夫、安心してください。

 

 

●自分を客観視すること

つまり、自分自身もう一人の自分が見る、という

ことはしあわせに生きるために

とても大切なことです。

 

人は、日々無意識のうちに頭の中で考えたり

自問自答しています。

 

 

なにか現実が起こった時にそれを

どう考えるか、

どうとらえるか

 

が自己肯定感が高い人と

低い人では、まったく違っています。

 

その無意識=潜在意識を

どのようにしたら変えられるのでしょうか。

 

それは小さな習慣から変えてみることです。

 

たとえば、

親しい友だちと食事をしているとき

 

A,B 2種類の料理を比べたときに

友だちは「Aが美味しいよね~」と話しています。

 

でもあなたはBのほうが美味しいと思っています。

 

「え~、そうかなあ、Bのほうが美味しいよね。」

と考える間もなく、自分の感覚を言葉にすることが

できていれば

自己肯定感は高いといえます。

 

美味しい、という感覚は

あいまいなものです。

 

だからこそ、これがいい、「これが美味しいと思う」

と感じて考える間もなく、

すっと言葉にすることができるかどうか

が大切な習慣なのです。

 

そのとき、ついつい友だちに合わせて、

顔色をうかがって

「そうだよね~。わたしもAだと思う」と

言葉に出している、としたら

ちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。

 

●空気をよまずに自分の感覚を大切にする

 

わたしたち日本人は

空気をよめる人をよし、としています。

 

空気をよんでばかりいて

本当はそう思っていないのに

自分にウソをついてしまうクセがついているとしたら

要注意です。

 

 

 

小さなことから

自分の感覚に正直になってみましょう。

 

まずは五感を喜ぶことから

始めてみると真の自分を

取り戻すきっかけになります。

 

自分の感覚をもうひとりの自分が

みる、

という感じです。

 

何をしているときに気分がいいかですか?

 

好きな音楽は?

 

好きな色は?

 

好きな香りは?

 

食べ物、飲み物は?

 

自然の中でどんな風景が好きですか?

海、山、森、花など

 

自分が心地よくいられる

「好き」なことをたくさん持って

それをいつでも引き出しから

取り出せるようにしておくことです。

 

もう自分にウソをついて

周りに合わせる他人軸で生きる時代は

終わりです。

 

自分の内面に意識を向けて

周りでなにが起こっても

なにを言われても

 

自分で自分を心地よくしていく。

 

それが

自己肯定感をアップさせる新しい時代の習慣です。