すぐできるフィン式コミュニケーション術

フィンランド人たちの人間関係づくり

 
今日は、フィンランド人たちが
 
人との関係をどのようにつくっているか、を
 
お話します。
 
シス的な会話のコミュニケーションのポイント
 
です。
 
 
 
人はひとりでは生きられないし、
 
自由に自分らしく生きるためには
 
自分軸を大切にするとともに
 
 
 
人とうまくコミュニケーションすることも
 
必要なんですよね。
 
 
 
 
日本人とキャラが似ていて
 
控えめで、多くを主張しないフィンランド人は
 
何を大切に、
 
人との関係性をつくるのでしょうか。
 
 
 
 
一番のポイントは
 
誠実であること
 
 
 
です。
 

誠実に相手の話を聴く

 
 
相手に敬意を払って関係性をつくるためには
 
自分自身にも
 
相手にも誠実であること
 
 
 
 
具体的には、
 
人と会話するとき、
 
 
 
相手の話をアクティブリスニングする
 
ことを徹底しています。
 
 
 
アクティブリスニングとは、
 
主体的に聴くということ。
 
 
 
聴くことに全神経を集中すること、
 
です。
 
 
 
 
 
聴いているふりをして
 
他のことを考えてしまう、のではなく、
 
とにかく真剣に聴く。
 
 
 
 
2013年からフィンランドの学校や福祉施設など
 
視察訪問をしてきて、
 
対応してくださるフィンランド人の誰もが
 
いつも、こちらの話に
 
じっくりと、本気で耳を傾けてくださいます。
 
 
 
 
あたり前のこと、のようですが、
 
 
 
つい、何かをしながら
 
人の話をながら聴き、してしまいがちですよね。
 
 
 
きくという漢字には
 
聞く、
 
聴く、
 
 
 
と2種類ありますよね。
 
それぞれちょっと意味が違います。
 
 
 
わたしたちの耳はいつでも開かれたつくりなので
 
意識していなくても
 
自然に音が入ってきます。
 
 
 
そういう時は
 
「聞く」
 
という漢字を使います。
 
 
 
もうひとつは
 
意識して、
 
主体的に注意してきく時に使う
 
「聴く」 
 
ですよね。
 
 
 
漢字を見るとそのまま表現されています。
 
 
 
門がまえの中に耳がある=聞く
 
ではなく、
 
十四の心が表現されている=聴く
 
そのくらい、ちゃんと耳を傾けるときは
 
聴くを使う
 
ということでしょうか。
 
 
 
そうそう、
 
英語のほうがわかりやすいかも
 
しれません。
 
 
 
Hear=聞く とlisten=聴く
 
の違いですね~
 
 
 
ということで
 
フィンランド人たちは
 
相手に対して誠実に話を聴いています。
 

自分の考えも誠実に伝える

 
そして、
 
自分にも誠実であること。
 
 
 
つまり、相手の話を聴いて受け入れつつ、
 
自分の考えも
 
誠実に伝えます。
 
 
 
 
どうでもいいから
 
テキトーに流して
 
聞いたふりをして
 
その場を去る、
 
 
 
なんてことはしないでしょう。
 
 
 
 
もし、時間がなければ相手に伝えるし、
 
もし、考えがまとまってなければ
 
そのまま、伝えます。
 
 
 
フィンランド人たちはとっても合理的なので
 
もしかしたら、
 
相手に話を合わせているだけじゃ
 
時間のムダ、と思ってしまうのかも
 
しれません。
 
 
 
幸せな生き方フィンランドシスでは、
 
自分軸で
 
誠実にコミュニケーションすること。
 
 
 
いかがでしょうか?
 
ヒントになれば嬉しいです。
  

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