SISUの歴史

●SISUの魂

 
 
 
今日はフィンランド人の心の奥にある
魂のようなもの=SISUについて
なぜ、あまり知られていないのか、
というテーマでお話します。
 
 
フィンランド人は
人生の困難に立ち向かうとき
心の奥深くにある
シスの精神で克服します。
 
 
 
実際にフィンランドを訪問して
多くの人たちに接してみると
みんなどちらかというと控えめで
表情をあまり出さない人たちだと
いうことがわかります。
 
 
 
そこは日本人に似ていますよね。
 
 
 
もちろん、人によって
違いはありますが、
たとえば多くのアメリカ人たちのように
感情表現豊かに
話している、という感じではないようです。
 
 
 
世界的な調査結果は
幸福度がトップだし、
教育レベルも高いのですが、
それをあまり気にしていない様子です。
 
 
 
評価されるために
そうしてるわけじゃないよ、
と言われそうです。
 
 
 
それよりも
自国のことや
子どもたちの未来のこと
地球全体のことを
真剣に考え、
 
 
 
関わるすべての人たちの
より良い人生
ウェルビーングを
大切にしている、
ということなんです。
 

●自慢するのは下品なこと

 
実はフィンランドでは
自慢話をすることはとても下品なこと、
だと思われています。
 
 
 
なので
シスについても
自分たちからアピールすることはない、
のです。
 

●シスが注目された歴史

 
ただ、シスについて、
過去の歴史において
世界で注目されたことがあります。
 
 
 
それは
1939年に隣国ソビエト連邦に
侵攻された
いわゆる「冬戦争」のときのことです。
 
 
 
ソ連はフィンランドの3倍の兵士、
30倍の軍機、
100倍の戦車をもっていました。
 
 
 
圧倒的に数では
勝ち目がなかったのです。
 
 
 
それでもフィンランド軍は
あきらめず、
 
 
 
寒さ対策や、得意のスキーを
活用して
目的達成のための効果的な
手段を戦術として自国を守り通しました。
 
 
 
この時の最低気温は
なんと、-43℃
 
 
 
雪の中で
白い迷彩服を身に着けた
フィンランド兵たちを
「幽霊兵士」とソ連軍は恐れたと
言われています。
 
 
 
 
 
この時の記録を知ると
現代のフィンランド人も
 
 
 
寒さに強く、
極寒の冬にも
海で泳ぐ、
という話に納得します。
 
 
 
地の時代の象徴である
戦争の実例は
あまりふさわしくないのかも
しれませんが、
 
 
 
シスの精神は
新しい時代にもつながっていて
 
 
 
辛い歴史があるから、
自然と共存し、
感謝し、
自分軸を大切に
幸せな人生を生きているのだと
思います。
 
 
 
 
目立って
自分から主張することは
しないけど、
より良い社会
地球のために
真剣に考え、
あきらめずにチャレンジし、
他者と協力し合っていく、
 
 
 
そんなフィンランド人たちには
静かで強い
シス魂が宿っています。
 
 
 
 
 
 
 
  

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