シス=フィンランド魂 とは?

●【シス】=フィンランド人魂 とは?

 

 

シスという言葉を耳にしたことがある方は

かなりフィンランド通

な方かもしれません。

 

 

シスとは

フィンランドに古くから伝わる

価値観や生きるための哲学のようなものです。

 

 

内面的な要素もあるけど

現実の生活の中にもシス的な要素がたくさん

あります。

 

 

ひと言で表現するのが難しいのですが、

よく言われているのは

 

 

忍耐力、勇気、逆境からの回復力です。

 

 

寒く、暗い長い冬と

エネルギー資源がないフィンランド。

 

 

まさに、

コロナウィルス発生により世界中が困難な状況下で

1人ひとりが

不安感に襲われている中、

必要な価値観がシス、なのかもしれません。

 

●日本人とキャラが似ているフィンランド人

 

実はフィンランド人と日本人はキャラが似ています。

 

 

控え目で、

あまり主張しなくて、

自分と人との距離感を必要とします。

 

 

わたしたち日本人が気負わずにいられる国と

いえるかもしれません。

 

 

振り返ってみると

最初にフィンランドを訪問した時、

飛行機から降りて

空港で感じたのは

 

あれ?

 

この雰囲気は他の国とは違う。。。。

 

 

この感覚というのは

私個人の感じ、なのですが、

 

 

空気が澄んでいてクリアーで

深呼吸したくなる感じ。

 

 

森と湖の国だからかな、

と思っていましたが

 

フィンランドという国、

フィンランド人の考え方を

知れば知るほど

 

自然あふれる土地そのものからくる空気感とともに

人がつくりだしているエネルギーなのだと

わかってきました。

 

 

前職で

世界各国を訪問するチャンスがあり、

空港に降り立つと

国によってそのエネルギーが全く違うのを

感じてきました。

 

 

アメリカは

明るくて 軽い。

 

 

それに比べてヨーロッパはずーんと重い

のですが、

特に重く感じたのは

パリやロンドンでした。

 

 

歴史、文化的背景から

国によって空気感は違います。

 

 

幸福度世界トップの国

フィンランド。

 

 

国民が幸せなのは、

社会福祉制度が充実しているから?

と思っていましたが、

 

もう少し深く知っていくと

このシスという価値観からきているのだと

わかってきました。

 

●自分を大切にする生き方

 

フィンランドシスの価値観を少しお話しすると

 

人のことより、

まず、自分を大切にします。

 

 

 

北欧全般に個人主義の国なので

自分の考えを持つことを大切にし、

人と違ってもいい

 

人は人、自分は自分

という価値観の中で生きています。

 

 

でも自分さえよければいい、

ということではなく、

 

協力し合うことも同時に大切に考えています。

 

 

対話による合意形成もします。

 

 

相手と意見が違っても

それを受け入れて

より良い方法を見つけます。

求められたら

与える。

 

親切の押し売り

みたいなことはしません。

 

 

ほどよい距離感をもって

人との関係をつくります。

 

 

だから、自分ひとりの時間はとっても大切。

 

 

針葉樹とふかふかのコケの森を歩いたり、

大好きな読書をしたり、

冬はキャンドルを灯したり
編み物をしたり、

 

静かに穏やかに過ごします。

 

 

時間がゆっくりと流れていく、
そんな空気感がある国です。

 

キャラが似ているから

ヒントになることが

たくさんありますね。

 

 

参考:キートスショップ ブログ

    https://kiitos.shop/blog/archive/what-is-finnish-sisu.html

 

 

 

  

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